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社員インタビュー

2023.09.11

HR

未経験から人事部へ。業種や職種を超えて共通する仕事への考え方

  • 近内有沙(左)

    人事部/リーダー

    人事部採用課にて広報を担当

  • 小山陽菜

    人事部/リーダー

    人事部採用課にて広報を担当

大手企業からベンチャー企業へ。他業種から未経験で人事へ。
同じ共通点を持ち、現在人事部で新卒採用を担当している小山さんと、
採用広報を担当している近内さんにお話を伺いました。

まずはお互いの印象を教えてください!

近内:第一印象はまず可愛い!可愛い人いるな~って思っていましたね。
あとは、表情とかすれ違う時のお疲れさまですの挨拶とかを見るだけで絶対いい人だっていう人柄の良さが出ていました。入社してすぐの頃、私は他部署スタートだったのであまり絡んだことはなかったので、早く話してみたいってずっと思ってましたね。

 

その後、飲み会で初めて話したんですが、この子とは絶対気が合う!と一方的に思っていて(笑)
6月から同じ人事部になりましたが、その勘は間違いなかったと思っています。
もし同学年にいたら同じグループにいた気がしてます(笑)

 

あとは、誰にでも分け隔てなく接することができるのが小山さんの良いところですよね。
コミュ力もずば抜けているし、周りを明るくしてくれるところがすごいなと思います!

小山さんから近内さんへの印象はいかがですか?

小山:私は4月に入社の挨拶をしている近内さんを見て、オシャレで可愛い人入ってきた!と思っていました。

近内:優しいなあ~。

小山:まだ他部署だったときはなかなか絡みは無かったけど、
飲み会でひたすらビールを飲むって聞いたときに絶対合うと思いました。(笑)
その時はビール縛りでずっと飲んでましたよね。

 

あとはお姉ちゃん気質でみんなに気を使えて何よりも謙虚!
でもプライベートではちゃんとはしゃぐとこも素敵です。

なんかお二人似てますよね!

それでは次にお二人のこれまでの経歴を教えてください!

近内:私は大手アパレル企業に新卒入社して10年間勤務していました。
1年目から地方の店舗に配属になり1人暮らしを始めて、最初は店舗スタッフとして販売員をしていました。
全国展開しているブランドだったので静岡、岐阜、大阪、東京と色んな土地の店舗を経験しましたね。

入社から4年経った時に店長に昇格して、
“自分のお店のファンを増やす”をモットーに売上管理、在庫管理、部下育成などの店舗運営をしながら、
ロープレ大会やSNS発信など店外での活動も積極的に取り組んだりして。
店舗で8年ほど経験を積んだ後に、本社勤務へ異動になりブランドプレスとしてPR関係を担当していました。

新卒から地方で一人暮らしって不安じゃなかったですか?

近内:確かに地元を離れて一人暮らしは不安で寂しかったんですが、
色んな土地で経験を積めた方がキャリアアップにも繋がるかなと思ってたので迷いはなかったですね。

地方行ってみて楽しかったですか?

近内:楽しかったです!ありがたいことに行く土地全部で人に恵まれて。お客さんもスタッフもいい人たちばかりだし、館の他店舗の人も仲良くしてくれて。だから地元を離れても楽しく働けて長く頑張れたんだと思います。

人に恵まれるって大切ですよね…! ちなみに8年間店舗にいたと思いますが、店舗から本社に異動されたのはもともと本部での職種を目指していたんですか?

近内:店舗でのお仕事も好きだったので正直、絶対行きたい!とかではなかったんですが(笑)
コロナの初期にお店が休業になった時、WEBやSNSに関連するお仕事にも在宅中に関わらせてもらっていて。それで多くの人に発信できる楽しさを知ったんですね。もっとやってみたい、ブランドのファンを増やすお手伝いがしたいって興味を持って。

そのあとにWEBスタッフの募集があって受けたんですがそれは叶わなかったんです。ただ、WEBスタッフに応募した時の書類や、日頃の働きを見てくれていた上司のおかげでプレスはどう?って言ってもらえたんです。多くの人にブランドの魅力を伝えるっていう点でWEBとの関連性も高かったし、憧れの職種でもあったので嬉しかったです。

ファンネルアドに来た理由は何だったんですか?

近内:10年間続けたアパレルのお仕事は好きなことだったのでとても楽しかったんですが、アパレル1本でやってきた分、今までの経験を活かして他の業種も経験してみたいと思って。自分の年齢も考えたときに行動は早い方がいい!って思って転職活動を始めて、縁あって今年の4月からファンネルアドに入社しました。

ありがとうございます。小山さんの経歴も教えてください。

小山:新卒で大手ブライダル業界に入社をしまして、ウェディングプランナーではなく
“ウェディングプランナーイベントディレクター”という職種に就いていました。
プランナーとして結婚式のプランニングももちろん行うし、イベントディレクターとして先導や、キャプテン業務として当日の全スタッフに指示を出して結婚式の時系列を全部管理する役割を行っていました。

初めて聞きました!その職種って珍しいですよね?

小山:そうですね。基本的にはウェディングプランナーとイベントディレクターは分かれていることが多いんですが、どっちも分かってやれる方がどっちにもいい影響があるということで、両軸をやっていく新しい職種だったんです。

両軸担当するって大変ですね…!

小山:大変でしたね…!
当時は八王子に配属されて、プランナーをやりつつ営業もサービスもやってました。
朝は営業でフェアに行って契約をもらって、そのあと午後は結婚式に出てサービスもして、夜からはお客さまとの打ち合わせやお見積りをして…それから帰るというのを日々やっていましたね。

もともとずっとブライダルは憧れの業界だったから長く続けたい気持ちはあったんですが
実際に身を置いて仕事をしていく中で先のことを考えたら、
結婚して子育てして、時短勤務とかになると担当の結婚式が持てなくなってしまうと思って。
私がブライダルのお仕事の中でやりたかったことって事務とかではなく結婚式だと思ったから、キャリアを考えて転職活動を始めました。

体力も必要なお仕事なんですね…!

小山:3年くらいブライダルのお仕事をした後に、半年ほどキャスティングやマーケティング会社のお手伝いで大手アパレル会社やハイブランドのPOPUPのキャスティングや、CMのキャスティングに関わらせてもらっていました。
そのあと美容クリニックのカウンセラーを経験したのち、ファンネルアドの人事部に来てちょうど1年くらいです!

色んな職種を経験されていますが、その中でなにか共通していることはありますか?

小山:そうですね。人と関わる、人柄を売りにして関係性を築いていくということはどのポジションでも共通していたことだと思います。

なるほど。小山さんにすごくぴったり!

大手から来たからこそ感じたベンチャーのリアル

お二人の前職は大手の企業だったと思いますが、今と比較して感じる違いはありますか?

小山:大手だと何をするにもマニュアルがあって、やりたいことに対しての道筋がちゃんと決まっているんです。そのマニュアルに沿って自分なりにどんなアプローチができたか、どんな進め方をしていたかが大事で評価されるポイントでもあると思うんですね。

 

ファンネルアドはまだ若い会社だから白紙なことが多いというか、
何をするにもまず1歩目でマニュアル化されていないなと入社して感じました。

 

「1回やってみなよ!」っていうことが多いんですが、
最初の1歩が分からない、何をして誰に連絡したらいいのかも分からない状態だったので
ここは最初すごく苦労したし、自分これめっちゃ苦手なんだ…と気付かされましたね。

 

でもだからこそ色んな幅をやらせてもらえているっていうのがあって。
それこそ私は人事未経験ですが採用に深く携わらせてもらったり、色んなことをやらせてもらえているのでありがたい環境だなって思っています。

たしかに。決まりがないからこそ幅広い経験はさせてもらえますよね。

近内:私は部署関係なくコミュニケーションが取りやすいなと感じましたね。
小山さんも言う通り、最初の1歩が分からないってことは多くて。
だからとにかく色んな人に聞きながら一つずつ進めていくことが多くて、
自分が普段関わりが少ない人のことも知ることができたのはベンチャーだからこそなのかなと思います。

小山:みんながみんなのこと知ってますもんね。

近内:大手だと会社の中でも初めて見た人が毎日いるくらいだったんですが、
今は社員みなさんの名前と顔が分かります!!

人間関係が密な分、みんないい人ですよね。

小山:みんなその環境で働いているから、嫌な顔一つせず助けてくれる人が多いですよね。

小山:みんなその環境で働いているから、嫌な顔一つせず助けてくれる人が多いですよね。

小山:私はやりたかったことなので不安はなかったです。
いつかは大好きなブライダル業界で人事をやりたいって目標があって。
ただ、人事って未経験からできるところが少ないんですよね。それで探していたところファンネルアドを見つけて。
風通しの良さも求めていたから大手過ぎない会社がよくて、さらに自分が興味を持てる分野である美容業界にも関わっていたので、人事未経験でも挑戦させてくれるファンネルアドに入社しました。

 

やりたかったことだから不安感というよりも色んな事吸収していかなきゃなとか、わくわくの方が大きかったかな!

近内さんはいかがですか?

近内:私入社した当時はブランディングの担当として違う部署にいたんですが、
その中で採用に関するブランディングが多かったので、6月から人事部に異動して採用広報を担当することになりました。
もともと採用には関わっていなかったので、そこに関する知識はまったくなくて。
なので正直不安はありましたね。

 

ただ、前職でプレスをやっていた時は
“ブランドの魅力を多くの方に発信してファンを増やしていく”
というのが私の中でベースにあったんですが、
採用ブランディングや広報に関しても
“会社の魅力を多くの方に発信してファンネルアドに入りたいと思う方を増やしていく”
ということがベースにあると思っています。
だから、ターゲットとやり方は違うけど根本にあるものは共通しているなと思うので、
早く採用においての知識をつけて体現していきたいです。

他業種でも共通する根本にあるもの

その他に、以前の経験が今役に立っていることなどありますか?

近内:考え方ですかね…!
私、チームで働くのがすごく好きなんですよね。
前職で店長をしていた時も店舗のみんなが1つのチームだったし、
本部でもブランドメンバー全員がそれぞれのポジションで力を発揮するチームって考えていて。
今もそれは同じで人事部が一つのチームだと思っています。

 

採用広報は今一人なので寂しいんですが、(笑)
私が頑張ることでファンネルを知るきっかけになって、さらにいいなって思って応募してくれる人が増えて欲しいなと思うので。
だから私は面接や説明会のような直接的な採用の関わりはないけど、
採用広報をきっかけに応募してくれる人が増えて最終の採用に繋がって、チームとして成果を出せるように力になれたらいいなって思っています。

 

前職の経験があるからこそこういった考えになるんだと思う。
だから、自分の任されたポジションを頑張りたいと思っています。

小山:私も”架け橋になってこい”って、新卒の研修の時に人事部の方に言われて。
当時私が居た店舗ではプランナーとディレクターの関係性があまりよくなくて。
そこの架け橋になってほしいって言われたのでそれだけは絶対達成したいと思っていました。
自分がどっちも経験する職種だからこそどちらの話も聞いて、自分の強みを生かして懐に入っていけるように意識しながら伝えていました。

 

それって今でも採用していく中で他部署との連携に繋がっていると思っていて。
人事としての目線、他の部署の人たちからの目線ってそれぞれ違うから
うまくまとめて協力してやっていこうっていうのは前職の経験が役に立っているなと思います。

二人とも人格がすごいなあ…! 最後に、これからのキャリアについて考えていることはありますか?

小山:私はいつかブライダルに戻りたいと思っていて、ブライダルで採用とか研修がしたいです。
新卒時代にお世話になった人事部の方がすごいかっこよくて脳裏に残っていて、その人を超えたいって気持ちがあって。
またブライダル業界で自分の好きな結婚式を作っていく人を採用したいと思っています。
それに向けてたくさんのことを吸収しながら、採用の構成から一貫して進めていけるように今学んでいる最中です。

 

あと、今は新卒採用担当として中心となって回していけるようになって、いつかは採用課全体を回せるようにキャリアアップしていきたいです。
みんなが楽しく働けて、他の部署からも憧れてもらえるようなチームを作っていきたいです!

近内:私は、採用広報において企画立案がどんどんできるようになって、安心して任せてもらえるようになりたいです。

 

前職は店舗での経験を踏まえて本部に行ったので、企画立案や実行に対して経験をダイレクトに活かすことが出来ていたと思うんですが、今は未経験分野だからまずは知識をちゃんとつけていくことから頑張らないとなと思います。未経験分野でも任せてもらえてるのって本当にありがたいですし、だからこそ成果を残したいです。
まだまだ上長に頼りっぱなしなので、自分の力ですべてこなしていきたいですね!

お二人ならなれます! いろいろなお話、ありがとうございました!