Meet Up

社員インタビュー

2023.05.25

OPERATION

変化と成長の早いベンチャー企業だからこそ身に付くマネジメントスキル

  • 萩原綾菜(右)

    営業推進部/主任

    営業推進部主任として部署自体の全体的な管理を担当

  • 瀬戸山果奈

    営業推進部/リーダー

    営業推進部リーダーとして部署メンバーのマネジメントなどを担当

創業5年間で320人以上の企業に成長したファンネルアド株式会社。

初期メンバーとして3年以上在籍する萩原さんと、入社当時からペアを組んでいる瀬戸山さんにお話を聞きました。

でははじめに、これまでのざっくりとしたご経歴を教えていただきたいです。

瀬戸山:私が主に経験してきた業種はアパレルと飲食ですね。アパレルでは販売員として店頭に立ってお洋服を売る仕事を3年半くらいして、飲食は4〜5年くらいですね。どちらも店長をやらせていただいて、飲食の方ではエリアマネージャーも経験しました。現在も同じ部署のメンバーのマネジメントを担当しております。

マネジメントの部分にずっと携わってこられたんですね。

瀬戸山:そうですね、その経験が今でも活きている部分はあると思います。管理者の研修構築を一から作るとなった時も、店長やエリアマネージャーの経験があることを含めて採用してくださったので、活きている部分は多いのかなと思います。

なるほど。そうはいっても前職とかなりジャンルが違うと思うんですが、やりづらいなと感じる部分や、手こずった部分はありませんでしたか?

瀬戸山:やー、めちゃくちゃありましたね。有形と無形だとやはりかなり違っていて、サービスの提供は未経験の部分でしたからそこは今でも新しい発見があります。 でも昔に比べてかなり任せていただけるところも増えたので、充実していますね!

 

萩原:私は前職は新卒で脱毛サロンにエステティシャンとして入社していたので、毎日脱毛しながらセールスをかけてカウンセリングをして、その時もクレーム対応や新人の研修などもしていました。

前職では入って1年目でクレーム対応していたんですね…!一般的にクレーム対応は、下の人はしないイメージがありますが…?

萩原:新卒で入ったんだけどその年の12月に役職に上がっていて、そこで上から3番目になってからはずっとクレームや対応注意者の方の対応をやっていましたね。

 

瀬戸山:その頃だと22才とかですよね?

だから大人びているんですね!納得!

瀬戸山:私も年下だと思っていないですもん(笑)実は私が入社するときの二次面接の担当が萩原さんだったんです。次回の面接者は25歳の部署の責任者の方です、と言われて、え?と思ったんですよね。画面で見た時には若くて可愛い方だなと思ったんですが、話し始めたらこれまで経験してきたことが全然違うんだろうなって感じるくらいすごくて。

萩原:現在は、現場のオペレーション周りをする部署自体の全体的な管理を行なっています。またカスタマーセンターでお客様からいただいたご意見の最終対応者でもあるので、お客様の対応とそのご意見を現場に反映することをしています。

萩原さんは、瀬戸山さんの面接の時の印象って何かありますか?

萩原:はい、その頃の面接は20代後半から30くらいの方でエリアマネージャーや店長のご経験がある方を面接していて、自分よりもたくさんの経験がある人たちばかりだったので毎回ビビっていました。舐められたらどうしようと思いながらやっている中で、特に瀬戸山さんは怖かった(笑)

瀬戸山:えー!

 

萩原:怖かったというか、論理的思考ができて頭がいいなというのを話していて感じたので、私の面接で大丈夫かなと思いながらなんとかやり過ごしていましたね。

 

瀬戸山:本当ですか?じゃあ、お互い怖いと思ってたんですね。

 

萩原:懐かしいね。

 

瀬戸山:ちょうど1年前くらいに面接してもらったんですね。

面接する時に見ているポイントってありますか?

瀬戸山:雰囲気や話し方、明るさみたいな定性面的なところももちろん見るんですけど、どれだけこの面接のために用意してきているかは特に注目しますね。どこでも通用するような答えをしている方はやっぱり弊社への志望度は低いのかなと思うので、その辺りを探りながら質問しています。

あとは抽象的ではなくて、どれだけ具体的なエピソードを交えて話せるかは見ていますね。

 

萩原:私の場合は結構詰めちゃうかも。体の良いことはいくらでも言えると思うので、本気で思ってるのかを確認するためにそれを深掘りしていきますね。本当に思ってない人ってある一定のところで途切れちゃうというか、会話が途中からごまかしに入る気がしていて。ちゃんと考えているかどうかは深掘りしていけばわかるので。

マネジメントスキルはどの立場でも持っていて損はない

では今までの経験が役立っていることはありますか?

瀬戸山:そうですね、前の会社ではマネジメントを社長自ら教えていただいていたんです。有名な外資系コンサルタント会社のご出身の方で、社長自ら作ったマネジメント研修のプログラムを受けていました。

そこで武器になるようなマネジメントの知識は習っていたので、その部分は今でも良い知的財産をいただいたなと思っています。

 

活用できているかといったらわからないですけど、やっぱりこういう時ってああすればよかったんだなみたいなのを過去の資料を見て思い出したり、自分が店長やエリアマネージャーをやってきた中でなんか同じようなことあったなと思ったり。そういった感じで役立っていますね。

そのマネジメントスキルの中から1つだけ伝えるとしたらなんですか?

瀬戸山:難しいですね…! (笑) でも、マネジメントは管理職をやらない人でも学ぶべきというのは私が上司にずっと言われてきたことでもあって、自分の部下にも教えていましたね。

 

あとはマネジメントをやらない立場の人でも、上司がやろうとしていることがわかったり、こういう上司にはこういう対応をすればいいみたいなのがわかってきたりするので。自分が上昇志向でもなく、管理職を目指しているというわけでもなく、スペシャリストであったとしても、マネジメントスキルは誰でも持っていて損ではないので!マネジメントの本ってたくさんあるので1つ気になったものを読んでみてほしいです。

 

人を望む方向に動かせるような力を持っている人って、重宝されると思うので。その仕事が純粋に好きって思えて頑張れる人もいれば、導いてくれる上司がいるから頑張れるとか、その人に褒めてもらえるから頑張れるっていう人もいて。そういう後者のタイプの人の動機に繋がってくるので、そうなるとやっぱりマネジメントスキルを持っておいた方がいいのかなと思いますね。

モチベーションを自然と上げてくれる会社だからこそ速いスピードにもついていける

では次の質問に。入ってから3年くらい経過していると思うんですけど、会社の規模がどんどん大きくなっていく実感みたいなものはありますか?

萩原:確かに。う〜ん…そう聞くとびっくりしちゃう。ちょうど一年前とかには全員の顔を知っていたはずなのに人がどんどん増えてもうわからない人ばかりになっていて、びっくりしています。

私が入った時はオフィスも7階だけですっからかんだったから、この席誰が使ってるの?みたいな。

そんな時期あったんですか?!

瀬戸山:そうそう、今管理部がいるところにはカスタマーセンターと事業推進部がいたんですよね。

 

萩原:あー、それも割と人が増えてきた時だし。私が入って1年経ったくらいの時かな。入ったばかりの頃は7階の管理部のところがフリースペースだったし、マーケ部は3〜4人だったかな、あとは業務委託の人で。人事は2人だったしね。そんな状況を見てたから、怖い…。(笑)

こないだ変わった組織編成を見た時も、こんなに部ってできるんだ、って思った。

私はちょうど1月に入社しているんですけど、毎年毎年迎える1月が全然違っていてびっくりしますね。

 

会社ってこんなことになるんだなって、不思議な気持ちですね。

でもこのスピードで会社を引っ張れる畑下さんってすごいんだなって益々思います。このスピードでこれだけ人が増えてもみんなのこと覚えてるし。名前と顔だけじゃなくてどんな人かとか、何があったかとかも全部覚えているから、記憶力お化けですよね。天才なんだなって。

 

あと単純に人が多すぎますね、人口密度とか。以前はなかったけど、全然知らない人から連絡がきて、誰だ?ってなったり、職種すらもわかんなかったりとか。そういうところで、会社が大きくなったことを実感するし、今までのスタンスじゃないんだなと感じます。

 

でもなんかみんな明るくてノリの合う人ばかりが増えているから、規模が大きくなっても会社の雰囲気が変わっている感じはあまりしないですけどね。本当にあの頃のまま大きくなっていっているというか。

 

それって結構難しいことですよね。会社の規模が変わっていったら、関わる人間の母数も増えてちょっと合わないかなって人も増えてきそうですけどね。

萩原:うん。この雰囲気とスピード感が集まっているから、ずっと同じテンションでいられるのかも。

確かに、そういう人がこの会社に向いているんですかね。

萩原:そうですね、とにかく頑張れる人が向いている気がします。

 

瀬戸山:私は畑下さんが「管理職や上に立っている人ほど優秀であるべき」とおっしゃっているのがすごくいいなと思っています。上の立場であればあるほどスキルだけでなくて量も求められると思うんですけど、それは前職には無かったことだったので。

仕事していないわけじゃないけどあの人って何やってんの?みたいなことを下の人から思われてしまう人がいると士気が下がるし、そこを目指そうって思えないですよね。

 

この会社は上を目指していくために、上の人たちよりも優秀になることを目指せる雰囲気があるので、そういった意味で自分の力を伸ばすというか、会社がモチベーションを上げてくれているなという機会が多いですね。

とても大事なことですね。

今若い人に限らずモチベーションの上げ方に迷っているとかやる気がないまま生きている人が多いかなと思うんですけど、そういう人へのメッセージってありますか?この会社にいる人は環境のせいかモチベーションを上げ続けられている感じがしますけど、もし意識してやっていることとかがあれば教えてほしいです。

萩原:どうせ同じ時間を過ごすなら、大変でもお給料をもらえた方がいいとかあると思うんですよ。そこに向けてやれる方が私はいいんじゃないかと思う。ただ8時間パソコンの前に座ってカチカチやっているだけよりは、頑張って昇給とか昇格に繋がることをやった方が私はいいと思うし。失敗したこととかマイナスなことやネガティブなことばかり考えていても、私は無駄だと思うから、次はどうしたらできるかを考える方が大事かなって。

確かにそのほうが病まないですよね。

萩原:うん。失敗はするし、ミスもするし、それはしょうがないから、次やらなきゃいいんじゃないかなって。

 

瀬戸山:私は自ら褒めてくださいって言います(笑)「ここ頑張ったんで褒めてください!」って。それで無理矢理でも褒めてもらえたら、また頑張れますし。上司から自ら褒めてもらうことがもちろん自分の力には一番なると思うんですけど、でもやっぱり上司が求めるレベルと自分の実力みたいなものが違う時って絶対出てくると思うんです。

だからこれは上司との距離感にもよると思うんですけど、褒めてください!って言うのが一番じゃないかって思っています。これは褒めてもらえないんじゃないかって思っても、言ってみちゃう。「私としては頑張ったんです!」って。

 

萩原:私褒めてます?(笑)

 

瀬戸山:褒めてくださってますよ。スプシの関数とか苦手なんですけど、ピボットテーブルが作れるようになりました!ってだけで報告しても。

 

萩原:すごーい!ってね(笑)

とってもいい会社じゃないですか…!

萩原:私も小さいことでもできたら伝えるようにしています。

確かに失敗しても咎めないというか、チャレンジ自体を認めると言う前提がこの会社にはあるのかなと思っています。

萩原:そうですね、もちろんちゃんと失敗の原因だったりとかは考えてもらうし、ここがよくなかったよとは伝えますけど、でもこれをやること自体は素晴らしいことだと思うからじゃあ一緒に考えよう、って方が私は性に合ってますね。

では最後にこれからやりたいことや、こうなっていきたいという未来像があれば教えていただきたいです。

萩原:具体的にこれっていうのは私はないですけど、最近上の人がたくさん入ってきて今まで自分が浅いところで仕事していたんだなってすごく感じるから、もっと深いレベルで仕事ができるようになりたいなって思います。それからいろんな意味で信頼される人になりたいです。この人に言っておけば大丈夫、この人に任せておけば大丈夫みたいな人になれるようにこれからもやっていきたいなとは思いますね。

 

瀬戸山:私も具体的にはないですけど…私は自分をめんどくさい性格だと思っていて、気分屋だし褒めてもらいたいとか言うし、わがままだと思うんです。それをマネジメントしてくださっている萩原さんには大感謝というか。自分は上司相手でもハマらなかったら反発心を抱いてしまうタイプだと思うんです。でも今は萩原さんと仕事をしているから充実して過ごすことができていると思うんですけど、これが萩原さんじゃなかったらどうなんだろうというのは興味があるので、他の人と仕事をした時にも力を発揮できるような人間になりたいなと思います。