Meet Up

社員インタビュー

2023.05.09

MARKETING

レガシー企業からベンチャー企業へ!会社の規模にとらわれず自分軸で働いていくためには?

  • 矢澤 和樹(右)

    カスタマーサクセス/シニアリーダー

    シニアリーダーとして営業本部やカスタマーサクセスのマネジメントを担当している。

  • 小川 真理(左)

    コミュニケーションデザイン部/シニアリーダー

    コミュニケーションデザイン部ブランディング課でシニアリーダーとしてメンバーを束ねる。

誰もが知るレガシー企業からベンチャー企業へ転職し、活躍している矢澤さんと小川さん。

前職とは規模感の全く異なる企業に転職されたお二人に、お話をお伺いしました!

まずは、これまでの経歴と前職について教えてください!

矢澤:僕はずっとアパレル業界に身を置いておりまして、最初に働き始めたのが大手アパレル会社でした。そこでストアマネージャー(店長)ですとか、ECを通した販売経路のエリアマネージャーなどをやらせてもらったりしていました。主に接客ですとか、チームを作るマネジメントのようなことを10年以上やっていた、という感じです。

前職もアパレルの会社で、販促物の企画から店舗のVMDまで統括して関わらせていただいたり、ECの販売ツールの運営責任者として導入から担当したり。あとはdポイントの社内導入のプロジェクトマネージャーもやらせていただきました。

BtoCの部分でお客様にとって何がいいかを考え続けた人間なので、何をするにしてもそこが僕の仕事の軸になっています。それを今の会社でも活かしながら活躍していこうとは思っています。

現在のお仕事にも共通するところが多そうですね。

矢澤:はい、まずはお客様にとってのベネフィットは何かを考えるのが僕の仕事ですね。

かっこいい...! 小川さんはどうですか?

小川:私は前職は矢澤さんと同じアパレル会社の、マーケティングEC事業部でオフラインマーケティングを担当していました。具体的には交通広告だとか、顧客の方へ送るDMのデザインディレクションという形でベンダーとやりとりをして、セールのお知らせなどを作成していました。

…あと何やってたかな私(笑)

 

矢澤:新規の企画もやってらっしゃいましたよ!プロテインの販売とか。

 

小川:あ、そうだ!アパレル会社なのにプロテインを販売するっていう企画が持ち上がって、ビジュアルから店舗のVMDまで一からディレクションしてデザインも起こして、プロジェクトマネージャーの立場をやらせていただきましたね。

 

矢澤:最後は撮影までやってましたからね。

 

小川:モデルもカメラマンも、スタジオも自分で交渉して、という感じでしたね。

1人何役なんだ?!って感じですね。

矢澤:本当にパワフルで、なんでもやるなぁこの人ってイメージですね。

では前職での経験が活きているなと思うことはありますか?

小川:そうですね、前職では現場経験(店舗)がすごく長くて、合計で20年くらい勤務していたんです。その中のほとんどが店舗スタッフで販売業をしていて、バイヤーなどの経験を経てマーケティング部に移動したんです。そこからお客様目線と販売スタッフ目線でそれぞれの考え方があることを意識できるようになって、相手の目線に立つということを1番最初に考えようと思うようになりました。

何か企画をやる時にお客様からはどう見えるのか、スタッフからはどう見えるのか、自分がやるにあたってどういう風にしていきたいのか。それぞれの立場で考えも変わってくると思うので、それぞれの良いところを取り入れて形作っていくということは今でも変わっていないと思います。

それから自分で経験できることは一度やってみるというのがモットーにありますね。相手の立場になって初めてわかることもあると思うので。どうしても経験できないことなら現場の人に直接聞いて、その人の思いとかを取り入れられるようにしています。

1人で何役もこなせている小川さんの、根底にある思いが見えた気がしますね。 次に矢澤さんにお聞きしたいのですが、現職の内容とやりがいを教えてください!

矢澤:はい、現職ではカスタマーセンターのマネジメントを担当させていただいています。予実管理、人員の育成、数値管理や施策の提案が現在の私の業務ですね。

やりがいでいうと、電話もメールもお客様にとってのファンネルアドへのファーストタッチだという認識でいるんです。人の印象は数秒で決まると言われているじゃないですか、それと一緒でファンネルアドへの印象が決まる部分。それを担当できているのがやりがいだと思っています。売るものやサービスの評価には、価格やそれ自体の良し悪しというのが絶対に関わっていると思います。ですが、同じ値段・同じサービスならどれを選ぶのかとなった時に、第一印象がどうかや好印象なのかも非常に重要な要素だと思っていますね。ここをいかに良くできるかをやりがいの一つにしています。

普段のいじられキャラと全然違う...!(笑)とてもちゃんとした方ですね!

小川:信頼しているからこそみんなもイジれるんだよね!

 

前職は規模の大きいレガシー企業、現在はベンチャー企業でかなり規模感に違いがあるのかなと思うんですが、前社と比較してここが違うなと思うことはありますか?

矢澤:一番の大きな違いはやはり歴史の差だと感じています。それは良いところでいえば、これからいくらでも作っていけるし、みんなとその過程を共有できることだと思います。逆に悪いところというか、気をつけないとなと思うのは、100点にいかないまでも△だなと思うことが最初の基準になってしまって、それでいいやと思ってしまうこと。僕らぐらいの年代や世代がいる理由の一つとしては、ミドルマネジメントという言葉にはしていただいてますけども、他でどんなものを見たり経験したりしてきたかを、みんなに基準として伝えてあげられると良いのかなと思っています。大小での差というよりは、大きい企業で経験してきたからこそ、今ここでできることがわかるというか。それが自分の中でも嬉しくもありますね!

なるほど。私ぐらいの世代が多いこの会社にとっては、お二人のような参考になる良いロールモデルのような人が増えていくのはとても大事なことですよね。

矢澤:はい、微力ながら、皆さんと協力してお手伝いできれば。

頼もしいです!小川さんはどうですか?

小川:違うところというと、今の会社はオンラインマーケティングがメインですが、前者では逆でオフライン広告がメインだったんです。オフライン広告の良いところは、長いこと出していると認知がすごいんですよ。誰に聞いても看板見たことあるって言ってもらえることが多くて!長く看板を出し続けてきた歴史があるからこその認知はその会社の実績なんだと思います。

逆にファンネルアドはオンラインから始めていて、少しずつ業績を重ねてこれから成長していく過程にある。オフライン広告は予算がやっぱりかかってしまうけど数値が出ないのがデメリットで今どんどん減ってきているんです。電車に乗っていても広告って以前に比べて減ってきていますよね?どの企業も減らしている中で、逆にこれから広告を出そうというのは、やっぱり業績が出ているからこそできることだと思うんです。これからオフライン広告を出すことでこの会社のプラスを作っていくことができるというのは、将来性がすごくあるなと思います。

やる場所を選ばず自分のやるべき仕事をする

誰もが知るような規模の大きな会社から、ベンチャー企業への転職は怖くなかったですか?

小川:私は名前の大きい小さいはあまり気にしなかったです。自分のやるべきことをやれば結果が出るはずなので、やる場所は選びたくないというか。自分がやるべき仕事をしたいなと思ってこの会社にきているので。

かっこいい!!!自分のやるべきことをきちんとやってきたという自信があるからこその言葉ですね。

小川:オフライン広告に自分が携わるようになって、私のいた会社の知名度がどれだけすごいかって中にいると気づかないようなことを初めて知りましたね。

 

矢澤:怖さでいうと、僕はめっちゃ怖いです。でも僕は家族も子供もいるので、逆に何かがあったとしても働かなくてはいけないので。どこでもやれるようにならなくてはいけないというのは前提としてあるというか。そもそも1つの会社に一生いるっていう価値観は、もう崩れてきているんですよね、みんなわかってるはずなんです。でも日本はどうしても固定概念を覆せない人の方が多くて、長く働くことの価値を見出し続けようとする人が多いのかなと思います。それ自体を否定するつもりは全くありませんけど、僕がそうではなかったというだけで。前の会社で10年働いても、どこで働くかよりも誰と働くかの方が大事だと思ったので、高山さんにご紹介いただいたのも大きな理由の一つですし、そこで何ができるかなと自分を試す意味でも恐怖心よりも興味とかワクワクの方が勝っていましたね。もちろん恐怖心はないわけではないですが、それを打ち負かすぐらいワクワクしていたいなと!

 

漫画の主人公みたいですね…!

小川:ジャンプって感じ(笑)

確かにそんな感じがしますね!Wantedlyを使っているような、多くの若い世代の人たちに届いてほしいメッセージだなと聞きながら思いました。

矢澤:大学卒業して就活の時期があって、それで入る会社を決めることができるってすごい幸せなことだと思ってて。そういうのを経験したことが無いから!

 

小川:私も就活したことない(笑)

 

矢澤:だってずっとバンドマンやってて、その後服が好きでアパレル始めてっていう経緯で前の会社にいたんですよ。だからみんなが通ったような道はほとんど通ってなくて。高校卒業して受験して大学行ってキャンパスライフみたいなの、いいなとは思いますが自分を否定したいわけではないので。あの時間があったから今の自分があると思っているので、それだけわかっていれば新しいことに挑む怖さというよりも、もっとこうしてやろうという気持ちの方が強くなるのかなと思っているんですよね。

2人とも芯がしっかりしていますよね!先日の瀬戸口さんと永井さんのインタビューの時にも2人とも怖さはなかったと言ってましたし、そういう人がこの会社には多いのかなと思います。

自分軸で生きるために絶対にブラさないこと

とは言っても世の中全体で見たら、自分の軸でしっかり生きることができている人は少ない気がしていて、どうしたら自分軸で生きれるのか、エールみたいなものがほしいです。自分の軸をブラさずにいるために、こういう工夫をしているよという一例でも良いので!

矢澤:僕は普段から意識していることが一つだけあって、全ての仕事のその先に何がしたいのかをいつも考えています。例えばカスタマーセンターでお客様に電話をしますけど、それって電話をすることが目的なのではなくて、お客様にスムーズにクリニックに来てもらうことが仕事なんです。電話をかけるために自分がいるんじゃなくて、どうすればお客様が不安なく通ってくれるかなということを考えながら仕事しよう、みたいな部分は昔から変わっていないんです。今やっている仕事の先って何かを考えて、手段と目的がごっちゃになってしまわないようにするのが、軸をブラさないポイントになるのかなと僕は思っています。仕事が怠いと思ってしまわないポイントですね。

 

小川:私は人との縁を大事にしていますね。一緒にやる人のために頑張ろうと思えるし、そこから自分のやる気も変わってきますから。その人の良さを見つけてあげながらね。

 

矢澤:わかる。ダメなとこってすごく目につくじゃん、でもそれって誰でもできるじゃん。チームでやるんだったら、この人のこれいいね!って思えるところを見つける方が重要だし、あいつダメだな、とか嫌いとかは後回しにして、その人が何で活躍できるかを見つけてあげよう、みたいなマインドはすごくあるかもしれない。

 

小川:そこでできた縁はこの先も絶対繋がっていくし、だからこそ今ここにいるっていうのもあるし、ここでできた縁もどこかで繋がっていくわけだから。そういう縁を大事にするってことを自分の中のブラさない指針にしているかな。

選んだ道を正解にしていくためのマインドとは

最後に、どんな人がこの会社含めベンチャーに向いていると思いますか?

小川:やっぱりチャレンジ精神のある人かな。

 

矢澤:向いてるか向いてないかで選んでない人が向いていると思います。この会社、自分に向いてるかな?って考えない人の方が、なんでもやるから。どんな経験も糧になるから、って考えられる人は強いですよね。

確かにそうかも。見つけていくものですよね、自分に何ができるかは。

小川:私はとりあえずやってみる!って思っちゃうのね、そこで合う合わないは出てくるとは思うけど。そこでダメだったとしてもその先も人生は続くし、この会社に入ったことは少なからず次のステップにいくためのプロセスとして必要だと思う。選んだこと自体は間違いではない。そこからまた次に向かって自分が何をしたいかを選べばいいだけだから、とにかくやってみる!って思える人が向いてるのかな。

そうですね、自分で選んだものを正解にしていくみたいなマインドの方がきっと健康的ですよね!